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2005年8月22日 (月)

より故郷を理解するために:推薦本

「団塊世代よ、帰りなん、いざ故郷へ!―セカンドライフの一つの選択肢―」(夢工房)

東京女学館大学の西山昭彦・国際教養学部教授絶賛!
 この本こそ、あと3年で定年になる団塊の世代の生きる「教科書」である。野口さんが、これまで必死に追求し、ついに見つけた生き方とは。人は最後どこへ向かっていくのかがわかる書。

詩集「レヴィンの系譜-時間(とき)のとまった26歳の青春-(夢工房)

詩人・城戸朱理氏推薦!
 これはピュアな想いが、そのまま言葉(リリック)になったもの。世界や社会への反抗(プロテスト)ではなく、見知らぬ誰かに手を差しのべるように―。
 やさしく、ナイーヴな魂が、ここには柔らかく息づいている。その「強さ」だけは、誰にも奪うことはできない。

【千葉氏探訪ー房総を駆け抜けた武士たち】(*著者:鈴木 佐/監修:千葉氏顕彰会*千葉日報社編集局 出版年月: 2002.3.15  本体価格: \2300 )

* <ワン・チョット>
 関東武士の血は全国に広がり、私のルーツは千葉氏と戦っていたんだ!

 友人を介して著者の鈴木さんからこの本をいただいたのは、すでに半年くらい前。日本の中世武家社会にそれほど興味がなかったため、積読状態になっていた。(鈴木さん、ごめん!)

 最近読み始めたきっかけは、「武士道」を表した新渡戸稲造が千葉氏の末裔であることを知ったことから。さらに、大河ドラマ「新選組!」のなかで、幕末江戸の剣術流派の名前がよくでてくるが、中でも一番大きい北辰一刀流の開祖も名前の通り、千葉氏だったらしい。とか、剣術道場の床の間にかけてある「香取大明神」の条幅の香取神宮も千葉氏の、武士の信仰の対象であったなど、幕末明治の歴史の流れの中に千葉氏の影が、あちこちに現れて、急激に興味をそそられてきた。
いまさらだが、千葉県、千葉市の県市名の由来も、千葉氏発祥の土地ということらしい。

とにかく、この1冊で、鎌倉時代の東武士や豪族集団が、いかにして他の地域とつながり、滅ぼし、東西南北にひろがっていくかが、手に取るようにわかってくる。
同時に、千葉氏の宗教としての妙見(北極星)信仰についても、たいへん分かりやすく書かれている。この本の中で、私が最も興味深く読んだ部分が、この妙見信仰の部分である。

堂々とした本なので、作者も年を重ねた在野の研究者と思いきや、鈴木氏は30歳代のサラリーマンらしい。
千葉氏について、調べ始めたきっかけは、おそらく自分のルーツをたどるというものか、郷土の歴史に興味をもったか、という、ごく普通のきっかけではないだろうか。だれもが、一度は興味をもつ平凡な理由であるが、そこから、これだけの内容を調査研究していったエネルギーが興味深い。
いまも、千葉氏や中世武家社会の探訪に精力的に行動されている鈴木氏の活動を探訪してみたいという興味をかきたてられる。
鈴木氏による、千葉氏探訪は、この本で完結していないようだ。まだまだ、探訪途中。今後、どのような方向にひろがっていくのだろうか?
鈴木さん、、ゴールデンウイークは、どこにフィールドワークにでかけるのかな?

本誌の主な内容
第1部=房総を駆け抜けた武士たち
●頼朝血気、馳せ参じた房総の諸将
●鎌倉幕府を支えた千葉一族
●九州・美濃・奥州の千葉一族
●戦国の騒乱と千葉氏の滅亡
●行き続けた千葉一族と家臣団
第2部=妙見さまを訪ねて
下総国千葉郷妙見寺大縁起絵巻
●戦勝と団結の精神的な支え
●千葉氏の仏教信仰と芸術文化
●房総各地に残る千葉一族の足跡
●全国各地にも千葉氏の足跡
千葉氏一族系図・年表

◆男のブック倶楽部(オリジナル原稿)より転載

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